エラバシェは、約84年の歴史を誇る実績のあるフランスの化粧品会社。 1936年、マダム エラバシェがリコピンとフルーツ酸の特性を活かした画期的なクリーム「クレーム トマト(日本名:クレームT)」を 開発したことで一躍脚光を浴び、化粧品業界で独自の地位を確立しました。「ヒアルロン酸」を化粧品に初めて導入した メーカーだということも、化粧品業界では有名です。 エラバシェのコンセプトは、「美しさとは、女性の個性を個別に尊重すること」。 お肌の状態を向上させる製品づくりを一貫して行ない、フランスのエステティシャンほか、世界50カ国以上の女性に愛用され続けています。
マダム エラバシェは1900年にハンガリーで生まれ、ブタペストの薬学大学を卒業後、パリのオートクチュールのビッグブランドで化粧品開発職を経て、1936年にエラバシェ社と自らのインステイチュートを設立、同年に世界で始めてフルーツ酸(A.H.A)を使用した「クレーム トマト」を発表。また、ヒアルロン酸をはじめ、アラントイン、フレタンオイル、海藻を初めて化粧品に使用したのも彼女です。「細胞の可能性を引き出し、肌本来の機能・防御本能を助ける」をコンセプトに化粧品業界においてユニークな数々のアイデア・発明は、未だに革新的と言えます。
20世紀初めから常にその時代の女性たちの象徴としていき続けるエラバシェブランドは、高い評価とともに数多くの賞を受賞し、2021年で創設85周年を迎えます。
1900年 マダム・エラバシェ、ハンガリー ブタペストに生まれる
1926年 女性で初めてブタペスト大学の薬学科を卒業
1929年 フランスへ移住、独自のラボを設立(rue Godot de Mauroy Paris)
1935年 化粧品で初めてA.H.Aを使用した『クレーム トマト』(日本名:クレーム T)を発表
1936年 『Institut Ella Bache』をオープン(8 rue de la Paix, Paris)
1941年 ニューヨークにオフィスを開設
1952年 世界初 剥ぎ取り式コールドワックスを発表
1979年 化粧品で初めてヒアルロン酸を使用
1994年 化粧品で初めて『キノア(キヌア)』を使用(ラディカル ライン)
1998年 『ファバニン』(バイオ-リペア ラインの主成分)にて、革新賞を受賞
1999年 マダム・エラバシェ他界(享年99歳)
2002年 ラディカル ラインにて、革新賞を受賞
2003年 サンケアライン『エッセンシャル ソレイユ』にて、革新賞を受賞
2005年 新しいボディケアラインを発表
2006年 新しい水分補給ライン『イドラ』を発表
2007年 新コンセプト クレンジングラインを発表
2008年 アンチ-タイムケア『ビュール』を発表